#60 怒涛、コロナ禍でトロントからの本帰国
こんにちは。ほのこです。
日本に帰ってきて早3週間が経っています。
あんなにずーっと帰りたかったのに、出国日の前日、からっぽの部屋を見ると寂しすぎていたたまれませんでした。
出国当日も搭乗を待っている間に3年間を思い返そうとすると自然とうるっとしてくる程には、山あり谷あり色々経験したな〜としみじみです。
そんなセンチメンタルな3年間の思い出とは裏腹に、コロナ禍での出国は想像絶する大変さでした。PCR検査、必要な書類、アプリなどなど一つでも不備があると出国できない、または入国できないので、かなりの緊張感でした。
まず、大変なのはPCR検査です。国際線の搭乗時間から逆算して72時間以内に受けた結果が必要です。
現在、トロントからの直行便がないので、バンクバーで乗り継ぎをすることになります。
なので、トロントとバンクーバーの時差3時間も考慮した上で72時間前が何時なのかを考える必要があります。
私は日本政府指定のSwitch Health というPCRテストセンターで予約をしました。
費用は $180.80 でした。出費が痛い。。。
日本の領事館から届いたメールによると指定のテストセンターは2つあるようです。
●Switch Health
●Sante Medic
Switch Health はオンタリオ州に3、4つほどロケーションがある様ですが、ダウンタウンがやはり便利です。
✏︎82 Peter St Toronto, ON M5V 2G5
ただ、ここで問題がありました。
外務省から有効な「出国前検査証明」フォーマットが定められていて、Switch Healthではテストの結果をそのフォーマットに落とし込んでくれるとのことでした。テストセンターに再び受け取りに行くことになるので、2度行くことになります。
通常テスト結果は出発の前日の午前中までに判かると言われていたにも関わらず、待てど暮らせど結果は出ません。。。
いてもたっても居れず、 Switch Health のカスタマーセンターに電話したり、テストセンターまで直接行って何とかして貰えないか頼みましたが、結局、テスト結果混んでいるみたいだから待つしかない、と一蹴されるだけでした。
最終的にテストセンターが19時で閉まったあとにメールでPDFの結果をもらうことになりました。
もともとPDFで結果を貰えることは知っていましたが、そのフォーマットは日本政府が推奨しているものではない、テストセンターのオリジナルのものなので、もう!どうしたらいいの?!状態。
こんなことも想定してなのかどうなのか、トロント領事館から届いたメールでは以下のようにあります。
原則として、上記外務省HP記載の所定フォーマットに検査結果を記載するよう検査機関に対して御相談下さい。所定フォーマットによる提出が困難な場合は、上記フォーマットに沿った内容が記載されているものであれば、検査機関独自の形式による証明書でも問題ありませんが、言語は日本語または英語とされています。
なので、かなり不安でしたが仕方なくテストセンターのオリジナルフォーマットを使用することに。
しかし、問題はもうひとつ。
この結果、必ず印刷しておく必要があるのです。最終的にこの結果を到着地の空港で提出することになります。
が、しかーし、留学生はもちろんのことながら家にプリンターなど持っていません。プリンターサービスをしてくれるコンビニや携帯修理屋さんは、あるにはありますが、なにせロックダウン中のトロントではどこもかしこもお店が短縮営業です。
なので19時以降に結果を受け取っても印刷できる場所がなく、”ここまで準備してきたのに、帰られないかもしれない… う゛〜〜〜😭” と、もう半泣き状態。
どうしたものかとチケットを取ってくれた航空会社のエージェントに泣きついた結果、ピアソン空港(トロントの空港)で誰でも使える無料のプリンターとパソコンが置かれているらしいという情報を貰いました。
最後の望みとして出発当日の朝に空港で印刷することに。
ちなみにプリンターは2階の到着フロアのインフォメーションの横にありました。事前にこの場所も聞いていたので、朝イチで到着フロアに行くと、出国フロアとは雰囲気が違い、それはそれは導線がかなり厳しく引かれていました。
セキュリティーの人に印刷したいから通して欲しいとお願いすると、”なぜ、検査結果を自分で印刷して持ってこなかったんだ!!!” と、かなりきつい口調で責められました。”到着フロアはこれからホテルへ行って2週間の隔離を行う人たちばっかりなんだから、出国する人が来てはいけないんだ!!!” とのことです。
そうは言われてもこちらも必死なので、強めに事情を説明します。すると、ちゃっちゃと済ませるように、と通して貰えました。
が、しかーーーーーし。
インクが薄すぎてNEGATIVEという一番重要な陰性を証明する結果がまるで見えません。
インフォメーションの人にインクの替えはないかと尋ねましたが、出国フロアにも別のプリンターがあるからそれを使えと言われ、結局そのプリンターは特別な用途でしか使えないことになっていて印刷出来ず終いです。(適当な情報を伝えられる海外あるあるなのでしょうか?)
再び泣きべそ状態。
しかし、やるだけのことはやったので、もうふっきれて、”いやいや良くみたらNEGATIVEって見えるでしょ”と押し通すことを決意しました笑
結果、この紙が最初に必要になった場所はバンクーバーの空港で、ANAに搭乗する前の書類チェックだったのでした。エージェントの人にはトロントからバンクーバー乗り換えでも、トロントで書類チェックがあることもある、と聞いていたのでヒヤヒヤしていましたが、何事もなくて本当に良かったです。
そしてそして何より、さすがはANA。ここ数年エアカナダしか使っていなかった私には日本クオリティーの丁寧さかつ優しさが滲みました。
NEGATIVEという文字は見えにくいけれども、QRコードを読み取ると同じものがPDFで開かれるので、それで全く問題なしとのことでした。
ありがとう〜〜〜涙
というわけで、波乱万丈がありつつも無事に帰ってきたわけであります。
読んでいただきありがとうございました:)
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