#55 小心者がマーケットプレイスで物を売る
こんにちは。ほのこです。
5月の帰国に向けて荷物を整理し始めています。
悲しいことに5月もトロントー羽田間のフライトは運休のままです。なので、バンクーバー経由で帰ることになりそうです。
さて、荷物整理の中で一番困っているのが、ゴルフクラブセットをどうやって持って帰ろうかという問題です。以前、母が遊びに来たときに実家から持って来てくれたものです。
初心者用のかなり軽めのセットなのですが、一応8本クラブは入っていて、それなりにかさばります。
やっぱ不本意だけど送るしかないか〜と思い、値段を調べてみると$300くらい掛かりそうということがわかりました。た、タカい。。。
船便だともっと安いのかもしれませんが、カナダポストから送るとかなり雑に扱われるという噂を聞き、まあ実体験もあるので(実家に送った手紙がことごとく濡れてかびた状態で届くなどw)悩ましいところです。
もし壊れて届いただら補償を申し出るのにかなり面倒なプロセスになるのが容易に想像できちゃうし、、、
ということで、他の方法を模索していたところ、Facebookのマーケットプレイスで売ってしまうのが手っ取り早い!という結論に。
そもそも、ザ本格的なゴルフクラブセットだったら持って帰るんですけど、本当に初心者用のスターターセットなんですよね。つるやごるふで値切りに値切って、我が家の財務省(母)に買っていただいた物です。
もちろん母も持って帰るのに$300も払うくらいだったら売った方が良いとの見解です。(買ってもらったものを勝手に売り飛ばすひどい娘ではありません。いや、どの道売り飛ばそうとしているのに変わりはないですがw)
マーケットプレイスとは、簡単に言えばメルカリみたいなものです。が、メルカリほどきっちりとルールは決められていません。フェイスブックが売り買いしたい人のために物凄く簡易なプラットフォームを用意してあげた、という感じです。
Facebookのアカウントを持っている人であれば誰でも売り買いができます。
私も初めてこの機能を使うので、恐る恐る投稿してみました。
と、その前に、まずは市場調査からです。他の人がどんな状態のものをどうのように売っているのかチェックします。私が見る限りでは、セットではなくクラブを何本かまとめて売っている投稿が多いように感じました。値段はまちまちです。
本気のフルセットなどは中古といえど$700以上でした。
投稿するにあたり、やはりキャプションと写真は大事だと思うので、良い感じの角度で良い感じの写真が撮れるまでしばしの間、ソロ撮影会を開催します。キャプションには、1本ずつ何のクラブなのかを明記します。
こんな感じ☟
まさかのここで、日本でいうアイアンがアイロン(Iron:鉄)だったことに驚きです。カタカナイングリッシュって何でそうなっちゃたかな?ってことが良くありますよね(笑)
どれだけの需要があるのか分からないけど買った時の半値ぐらい(確か7万弱だった気がします)で、"まずは行ってみよう、オー!"ということで$300 に設定してみました。
マーケットプレイスがどのくらい賑わっているプラットフォームか良くわからないのと、帰国までに早くこの問題を解決したいのとで、他のサイトでも出品することに。
カナダではkijiji(キジジ)というサイトが有名です。色々な物の売り買いや、おうちなどの貸し借り、仕事のオファー等ができます。その他に、e-Maple(イーメープル)という日本人向けのサイトもあります。
そうこうしているうちに、マーケットプレイスを見た人から連絡が入りました。投稿してからものの10分も経っていないのにメッセージが来たことに驚きです。
ちなみにマーケットプレイスの初心者すぎて、Facebookのメッセンジャーで連絡が来たことにちょっとびっくりでした。
相手から$50の値下げ交渉を申し込まれましたが、その人とやりとりしている間に他の人からも連絡が来ました。
まさかのまあまあ需要あるやん!という内心のガッツポーツ。
なんだったら1週間くらい放置することになると思っていたので嬉しい限りです。
なので値段交渉には応じず$300で突き通すことにしました。
ちなみに、この際に学んだ英語表現はこんな感じです。
相手が
Would you take $250 if I come right now?
Does $250 work for you?
とやりとりの中で2回聞いてきたので、初めの質問にはちょっと今は手が離せないと答え、
その後の値段交渉には
Sorry, but I am firm at $300.
辞書によるとこうあります。
firm (adj) 安定した、手堅い、不変の
firm って形容詞として、こう言う時に使えるのか〜と学びました。
訳すのが難しいですが、”$300から変えるつもりはないの、ごめんね” といったところでしょうか。
結局、$300で大丈夫、とのことだったので受け渡しの日時と支払い方法をお互いで決めて、その場では終了しました。
なんとその受け渡しが明日なのです。ここまでやっておいてなんですが、まさか本当に売れると思っていなかったのでだんだん怖くなってきました。
一応、相手のプロフィールをFacebook上で見れるものの、相手が全くプロフィールを追加していないのでどこ在住の人か等、詳細が全くわからない状態です。(詳細を見せない設定にできるのかもしれませんが、後から連絡してきた人はしっかりとしたプロフィールが確認できるので、そのあたりは良く分かりません)強いて言えば顔写真はあるくらいです。
売れたのは良いものの、小心者の私は、受け取りに来た人がナイフを持っていて、もしかして突然刺されたりしたらどうしよう??などとあらぬことまで考え出しています(そんなに怖かったらネット上で商品を出品するなという、そもそも論)
しかし念のためにネイティブの知り合いに付き添い人をお願いしています。英語面でも頼りになること間違いなし。
結局、あれよあれよと最終的には11人の人から連絡がきました。
まだ実際に全ての取引が終了したわけではないので、『完売しました』というマークを付けたくなかったのですが、あまりにもメッセージが来るので、付けることに。
11人の中には
Thank you for your interest. I’ve got someone coming tmr. If it doesn’t work out, I will contact you first.
もう決まった人がいて明日取りに来ることになっているから、その人との交渉が上手くいかなかったら、連絡するね。
と伝えると、ちょっと多く払うからそこを何とかできないかという交渉まで。
その方は男性で、僕、奥さんにゴルフセット買うために必死なんだ!!というショートストーリー付きです(笑)
きっと素敵な旦那さんなんでしょう。ほっこり。
しかしながら、最初の人とすでに約束していて、そこは何ともできず、ごめんなさい;;;とお断りしました。
結論をまとめるとマーケットプレイスは予想以上に使っている人が多いということがわかりました。
その他には、ある程度手頃ですぐにコースにも出られるようなセットがあまり出品されていなかったので、需要が高かったのかもしれません。
さて、明日の引き渡しで何かトラブルがあればまた記事にしたいと思います。Knock on wood.
読んでいただきありがとうございました:)
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