#52 オンタリオ州、運転免許証の書き換え方 Part1
こんにちは。ほのこです。
先日、母と電話していたら、すごく入手困難なゲームをいとこの子供が欲しがるので家族総出で抽選に応募したり、叔母は仕事を抜け出してまで家電量販店に引き換えに行ったりと身を削りながらゲットしたという話になって、
”ほら、あの、あれやん、、、
めっちゃ流行ってるやろ?
森の動物園。”
…え。
正直、私も一度もやったとこはないのであまり詳しいことは言えませんが、名前くらい知ってます。
どうぶつの森やろがーい。
しかも、まさに今流行っているみたいな口ぶりでしたが、いやいや、それ結構前やろ(苦笑)っていう。
さて、本日はトロントでドライバーズライセンスを取る方法を紹介します♪
カナダでは日本の免許を持っていると簡単に書き換えることができます。実技試験もペーパーテストも受ける必要がありません。日本と同じように州ごとに発行されているのですが、免許証のデザインがちょっとずつ違うのが個人的に面白いなと思っています。
まずカナダの免許証は3段階のグレード?に分かれています。
- G1
- G2
- G(フルGとも呼ばれます。)
G1の響きからして1番高いグレードのように感じますが、フルGが1番上のグレードとなっています。これがいわゆる日本の免許と同じものです。
(日本だと1級のように数字が小さい方が一番上のランクですが、北米では数字が大きい方がランクが高いあるあるです。)
フルGに書き換えるためには日本の免許取得後2年以上経過している必要があります。
少しややこしいですがG2は20歳以上と20歳以下で内容が異なります。嬉しいことに20歳以上のG2免許はフルGとほぼほぼ制限の差はありません。(※20歳以下の場合、深夜0時から5amの間、19歳以下の同乗者は一人までなどの規制があります。)
さて、G2とフルGの差はほぼないと言いましたが、強いて言えば、体内のアルコールレベルがゼロでなければいけないこと。
え?どういこと?
と思われるかもしれません(私もそうでした)が、なんとカナダでフルG免許の保持者はアルコールの血中濃度が0.08%までは運転して大丈夫なんです。
運転免許とは全然関係ない話なんですけど、オンタリオではどんな飲食店でもお酒に触るまたはサーブする人はスマートサーブという資格を取らないといけないんですね。
一瞬だけ働いていたラーメン屋さんでもスマートサーブがないとサーバーのポジションで雇ってもらえないので必死に勉強して取ったのが良い思い出です。(キッチンのポジションはお酒に触らないのでスマートサーブなしで大丈夫です◎)
サーバーだとチップがたくさん貰えるので、やっとの思いでスマートサーブを取って始めた仕事でしたが、マネージャーが嫌すぎて1ヶ月で辞めてしまった話はまたいつか記事にしたいです。笑
そのスマートサーブの勉強中に良く出てきたのがアルコール血中濃度の目安でした。
こんな感じです☟
1.5 ounces of 80 proof liquor (40% alcohol), 12 ounces of beer (4.5% alcohol), or 5 ounces of wine (12% alcohol)
度数40%のショットグラスで飲むショット系、度数4.5%の1パイントよりちょい少なめビール、度数12%のワインは体内では同じアルコール血中濃度になる?的なことを学びました。
たしか女性で体重約45kgの人が上記のどれか1杯を飲むとアルコール血中濃度が約0.05%になるので、2杯目以降はデッドラインだと記憶した覚えがあります。
ただ、体重だったりアルコール分解しやすい体質かどうか等、個人差にもよるので難しいところです。。。
この上なくややこしいし、安全面も考慮して、例えフルGでも絶対に飲酒運転は禁止した方が良いのに、と個人的に思っています。
なぜ私がG2とフルGの違いに触れているかというと、何を隠そう私はG2免許なのです。18歳の誕生日を迎えて早い段階で免許を取得したので、2年以上はばっちり経過しています。
が、しかーし、悲しいことに2019年のカナダにいる間に免許更新ができず一旦切れてしまったのです。同年の年末には一時帰国したのでその時に更新しようと思うと、更新ではなく新規取得という扱いになってしまいました。
ちなみに当時の私は、自分の誕生日から1ヶ月で免許が切れるのは分かっていましたが、半年以内に更新する場合は試験はいらず手続きのみと認識していました。
認識通り、免許が切れてから半年以内だったので、手続きのみ(実技や筆記の再試験はありませんでした)で再度免許を取ることができましたが、まさか真新しい免許になるとは思ってもみませんでした。
これの何が問題かって取得日の日付が初めて18歳の時に取ったものではなくなってしまうのです。じゃあ、若葉マーク付けないといけないのかっていうと、そうではなくて免許証の裏に”初心者標識免除”っていうハンコ?を押してもらえるので、その点は心配いりません。
余談ですが更新期間を過ぎてから半年以内に再取得するには、なぜ期間内に更新できなかったのかの理由を警察署?で証明する必要があります。現在、海外でお過ごしで、帰国した際に再取得するという方は、パスポートの出国スタンプ、入国スタンプが必要なので気をつけてください。(最近、自動ゲートがたくさん導入されてスタンプ押してもらうのすっかり忘れちゃったりしますよね。)
更新期間を過ぎてから半年以上経過している場合は、再試験などの必要があると思うので、お住まいの県の免許更新センターか警察署に前もって確認するのが良いと思います。
一時帰国中の日本のお買い物で免税を受けるときもスタンプがいるらしいので、詳しくはめがねっこのこちらの記事をどうぞ:)
市役所で海外転出から住民票を戻すときにも帰国スタンプが必要なので、ほんと要注意です!
ちょっと長くなったので次回、詳しく日本大使館でサーティフィケート(証明書)の貰い方、サービスオンタリオの予約の仕方などを書きたいと思います。
では、読んでいただきありがとうございました:)
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