#14 "Youは何しに日本へ"から考察
こんにちは。ほのこです。
今日すごく久しぶりに”Youは何しに日本へ”を見たんです!!成田空港や羽田空港で海外から来た人たちのことをYOUというあだ名で呼び、どんな目的で日本に来たのか、なぜ日本を好きでいてくれているのかを尋ねる番組で、日本在住の外国人にも人気ですよね!(たぶん)トロントに来る前までは毎週録画してよく見ていました。
なんかね、久しぶりに見ると、何らかのきっかけで日本を好きになって住んでいる人や、興味を持って旅行に来た人がいっぱい出ていて(それをインタビューする番組なので、当たり前なのですが笑)もうそれぞれ色んなストーリーがあるんですよ。途中から涙が溢れてきました(え?)ハイボール飲んでたからからかな?笑
日本人でも知らないようなマニアックなことを良く知っていて、日本人よりも日本の文化を愛してくれていて、みんなそれを全力で伝えてくれるんです。それを見ていたら急にオセンチになってきたんですよね。
時々、情緒不安定。
(ちなみにセンチメンタルは感傷的なという意味合いで日本語では良く使われると思いますが、英語ではそんな感じに使われてるのをあんまり聞いたことがありません。その物自体が高価かどうかは関係なしに、思い出がたくさん詰まった価値があるものという意味合いで使われるのを良く聞きます。)
そんな全力な人たちを見て感動したのと同時にちょっと反省もしました。ので、今日はそれを記録に残しておこうと思って書いてます。何事もしっかり反省するけど秒で忘れちゃう記憶力でして。(笑)
なんていうか私、若干、ネガティブなことに目を向けがちな性格なんですよね。ネガティブというと語弊があるかもしれないですけど、ちょっと完璧主義なところがあって、私の人生における2大恐怖が失敗するのと、怒られることなんです!!(謎の告白)
例えば、小学生の頃、うっかり宿題をするの忘れたもんなら、それはそれはもう怖くて学校にも行けないくらいでした。それが今も少し名残っていて、英語を話すときに失敗するのがすごく怖いんです(涙)トロントに2年もいてまだこんなことを言っている自分よ(笑)完璧な文法と発音で喋りたいという願望が強すぎて、何て言えばいいか考えて考えて考えすぎて言葉が出ないことがもう毎日です。ほんとに自分を客観視するといつも、いやいやとりあえず何か言お(笑)って思うのに。。。一番大事なのはコミュニケーションを取ることであって、誰もそんなこと気にしていないのに、自分だけがなぜかすごく気にしちゃうんですよね。頭では分かっているのに!!!
その完璧主義が転じて、時々、トロントと日本を比べて、トロントのネガティブな部分に向けて、ちょっと批判的な気持ちになってしまうんです。例えば、日本に比べてホームレスが多かったり、奇声を発している人が道にいたり、ポイ捨てをする人が多いのでゴミがいっぱい落ちていたり。それを容認する優しすぎるカナディアンたちにどうなの?って思ってしまったり。トロントは実は世界の住みやすい街ランキングトップ10にランクインしているので、治安も良いし、都会と自然が融合していて、さらに働く環境も良いとされているんですね。
ただ、やっぱり私の基準は日本なので、治安が良いのレベルが違うじゃないですか。別に誰も人に危害を加えたりしないんですけど、道端だったり駅のホームで、”Give me change, please”(小銭恵んでください)と言っている人を見かけるたび、少し居心地悪くなってしまうんです。
本当に全然危ない人たちではないんです、、、
でも、どの人が本当に金銭的に苦しんでいて、どの人が恵んでもらったお金でアルコールやドラッグに使っているのかは分からないし、そもそも聞くべき相手はもっと大きい組織なのでは?私だって、貧しい留学生の身なんだから!とか、でも、その割りにタピオカ飲んでる自分に、この飲み物を1回だけ我慢して、寄付することもしないなんて何て自分は冷たいのかとか、もうグルグルグルグル考えちゃうんですね。なので、出来る限りさっと通り過ごして聞かないようにしてるんですね。完全に嫌なことに蓋をしてしまっています。。。
だから何だ?って話なんですけど、要はダメなところにフォーカスせず、もっと良いところに目を向けたいと思って。だって、YOUたちはもう日本のことベタ褒めしてくれるんですよ?!もちろんテレビ番組だから良いところばっかりを抜粋しているのもあると思います。それにYOUたちも、日本のことをダメなところは1つもない国とは思っていないはずです。それでも、あんなにポジティブな面を全面に押し出してくれるんですよ!もう褒め上手がすごすぎる!!!
なので、私もあんな風になりたいと思って1日を振り返ってみました。
すると日中の出来事を思い出します。
スーパーでの買い物帰り、TTC(地下鉄)を使わずに散歩がてら家まで歩いていると、新しいピデ屋さんを発見しました。ピデとは長細い形が特徴的なトルコのピザのことです。(多文化なだけあって世界中の本場の食べ物が食べられるのはトロントならではの良いところです◎)
私は以前、友人にMr.PIDEというピデ専門店に連れて行ってもらったことがあるんですね。すごいオススメです。是非、食べに行ってほしい!ので、お店の情報はこちら。
Mr.PIDEが安くてすごく美味しかったことから、ピデのことをかなり気に入りました。
なので、ここのピデはどんな感じなのかと、歩道に置かれた大きなメニューの看板をじっくり見ていました。
そのお店は生地やトッピングを選べて、自分好みのピデを注文できるようでした。
ふんふん、なるほど〜
と見ていた、その時、横からノットグットという声が聞こえてきました。まさか自分に言われたとは思いもせず、ポカンと横を見ると、通行人のおばちゃんが
“It’s not good. I ate once before. It was very expensive and wasn’t good. You need to go somewhere else.”
前に1回食べたことあるけど、高い割に全然美味しくなかったの!どっか他の店で食べたほうがいいよ!
もうねシンプルに笑ってしまいました。そのお店にとっては、もちろん宜しいことではありませんが、私にとってはおばちゃんありがとうすぎる(笑)道ゆく人が突然、そのお店のレビューをくれるなんて、そんなことありますか??見知らぬ人にでも誰にでも喋りかけちゃう、そんなカナディアンのフレンドリーなところが大好きです♡
その他にも今日、久しぶりにスタバに行くと、コロナの影響でお店の中で注文するだけでも入場制限があり(トロントでは未だに全てのレストラン、カフェ等で着席すること出来ません。テイクアウトのみが許されています。)入り口に店員さんが立っていました。中でオーダーするかオンライン注文のピックアップのどちらかと聞かれ、オーダーしたいと答えると、「入場制限してるからちょっと外で待ってね、あ、暑いから陰の下にいて!」と本来待つべき列の立ち位置ではなく、テラスのテントの下にいてと促されました。
ハイ、優しい。
ほらね、やっぱり、目を向けるといくらでも良いことありますよね。大小関わらず。むしろ大きいことより、日常に紛れている小さな優しさとかに気付けられる自分でありたいと思えました。
いやー、ちょっと結局何の話がしたかったのかわかりませんが、まとめると、トロント良いところだよっていうのと、日本を好きになってくれたYOUたちありがとうと、Mr.PIDE美味しいので行ってみてください、です。
では、読んでいただきありがとうございました:)
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