#8 語学留学、ビザ申請、問題発生。Part2
こんにちは。ほのこです。
前回に引き続き、これまでに取得したビザのお話を書きたいと思います。(もう少し長くカナダに居たいけど、ビザの関係で帰国してしまう人が結構多くいる気がするので、参考になれば嬉しいです)今回は語学学校卒業後がメインです。
Let’s get started.
前回は語学学校に6ヶ月間通うために学生ビザを取得したというお話でした。(申請が一度却下になるという波乱を乗り越えたエピソードがあるので気になる方は是非。#7参照)
学生ビザでの流れはこんな感じです↓
- 2018年6月 語学学校6ヶ月スタート。
- 2018年11月 語学学校卒業。
- 2019年2月 学生ビザの有効期限が切れる。
※語学学校6ヶ月+猶予3ヶ月の合計9ヶ月のの学生ビザでした。
そして、語学学校卒業後はワーキングホリデービザに切り替える予定でした。
【学生ビザ→ワーホリビザへの切替】
一旦、カナダを出国してから再入国する必要があります。再入国の際に新たにワーホリビザをゲットできるという仕組みになっています。
【ワーホリ→学生ビザへの切替】
カナダ国内に留まったまま変更ができます。再入国しなくてよい!
なぜこのような違いがあるのかはちょっと不明です。(ご存知の方いたら教えていただきたいです。)
語学学校卒業の時点で日本を離れて早半年。元々、年末には一時帰国しようと思っていたので、カナダに来る時に既に往復の航空券を持っていたんですね。なので、予定通り年末日本へ帰国し、カナダに戻ってくる際にワーホリビザに変更しました。大晦日にカナダに戻ってきて、その時点で学生ビザは残り丸2ヶ月ありましたが、切り替えるとその分は失効になりました。繰り越し出来たら良いのに(笑)
実は、ワーホリに切り替えたこの時には、もうワーホリ後の進路も決まっていたんです。日本に一時帰国する前に現在通っているプライベートカレッジのテストを既に受験していたんです。そして奇跡的に合格。
試験内容はこの3つでした↓
- ケンブリッジのオンラインテスト
- 物凄いゆるい面接
- 計算に関わる一般常識のオンラインテスト
1つめの英語力を測るオンラインテストに関しては自宅で受験可能で、えーっと、受験中に知らない単語を少々(かなり)調べました(小声)
次に、面接では、開口一番に面接官から「そのワンピースかわいいね、どこで買ったの〜?」と聞かれ、とってもふんわりした雰囲気で始まり「トロントのどこが好き?どこか旅行行った?」などの日常会話を15分ほどして終了でした。はやっ。
そして、最もドキドキだったのが計算に関わる一般常識についてです。こちらもオンラインでしたが、これは時間内に終わらない量の問題が設定されていて、何問回答できるかが勝負でした。なので調べている暇はなかったです。(ちゃんとやろ笑)
そもそも私の通っているプライベートカレッジの生徒は全員が留学生なんですね(学校によってはプライベートでもネイティブが多いところもあるようです。)留学生は色んな国や地域からやってきて、もちろん英語力は個人差によります。ただ、数学など計算問題に関わるレベルは個人というよりか各国の教育システムによるんです(もちろん個人差もありますが)例えば、数学が必須なのは中学校までだったりします(まあ稀ですが。)
そして、なぜ、計算が必要かというと、授業科目の中にビジネスマスというのがあるんです。しかもこいつが厄介で累乗をやたらめったら使ったりします。なので、入学前に簡単な計算が出来るかどうか、一般常識をチェックされる訳なんですね。
計算に関わる一般常識の問題はこんな感じでした↓
- 三角形の内角の和は?
- 現在、4月です。10ヶ月後は何月?
などなど、このような問題が50個くらいありました。考えなくてもわかるでしょ、のレベルですがこれを英語で問われると、もう焦って焦って。まあ、総じて私としては大変な受験でした(笑)
かなり話が脱線してしまいましたが、正直、このプライベートカレッジに行くと決めるまでは相当迷走中でした。本当は公立カレッジでInternational Business(国際ビジネス)について学びたかったんです。ただ、公立カレッジは現地の学生が多く行くところなので、英語力ゼロから半年間、語学学校に通っただけの私は入学条件を満たす英語力まで辿り着けませんでした。
公立カレッジの入学条件はこんな感じ↓で、どれか1つ満たしていればOKです。
- IELTS6.0~7.0以上を取得する(必要スコアはコースによります)
- カレッジが独自に用意する入学テストに合格する
- 提携の語学学校のPathway(パスウェイ)プログラムを卒業する
IELTS(アイエルツ)とは英語圏でよく使われているテストで、海外留学や海外での永住権取得に適した英語能力がどれくらいあるかを測る基準にされています。日本でいうTOEICのようなものですがTOEICとは異なり、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングと4項目全てあります。残念なことにTOEICのスコアは海外ではほぼ通用しません。悲しい、、、
私はこのIELTSを実際に受験したことがないので、あまり詳しくは知らないのですが、かなり難しいという声を良く聞きます。また、お値段がかなり高いんです。調べたところ、¥25,380するそうです(2020年6月8日現在)ひえ〜。なので英語力を試すための受験というよりも、大学留学等でスコアが必要な人が受けるものというイメージです。
Pathwayについてはかなり多くの語学学校がこのプログラムを持っています。これは各学校が様々な公立カレッジと提携を結んでいるためです。その語学学校の決まったレベルのクラスまで辿り着くと、公立カレッジへの進学準備コースを受けられるようになります。その進学準備コースこそがこのPathwayと呼ばれるプログラムなのです。英語力の更なるアップはもちろんですが、カレッジに進学するとエッセイやプレゼンがたくさんあるので、エッセイの書き方やプレゼンでの話し方などを特訓します。
※Pathwayは基本的に3ヶ月のプログラムです。
なので、私はこのPathwayを受けて公立カレッジに行く方法が一番良いだろうと思っていたんです。(実際に公立カレッジに通う多くの留学生がこの道を経て入学しています。)だが、しかーし、Pathwayに行くまでに私はあと4レベル分、通常のクラスの段階を踏まないといけませんでした。私の通っていたUMC(ユーエムシー)は通常クラスがレベル12まであって、その上にPathwayがありました。そして卒業時の私のレベルは8です。
毎月、中間・期末テストがあり、たしか70%以上の得点で次のクラスに上がれる仕組みだったと思います。なので、クラスアップは基本的に月1回です。ということは、レベル8からレベル12で4ヶ月掛かり、その後、Pathwayに3ヶ月必要なので、公立カレッジに行くには合計あと7ヶ月も語学学校に通わないといけないという結果になってしまいました。
学生ビザを延長することは可能ですが、なんせ無職のまま学費と生活費を半年分以上なんとかしないといけないのは非現実的だったので、残念ながら違う道を探すことにしました。
進学先について悩み始めたのは、語学学校4ヶ月目くらいことですが、この時は本当にどうしたら良いのかわからず、一旦悩み出すと余計なことまで考えてしまっていました。どうやってカレッジに進むか悩んでいたはずが、次第に悩みは漠然とした将来への不安に変わり、
勢いでカナダに来たのは良いものの、日本に帰って再就職出来なかったらどうしよう…
いやいや、それは今考えても仕方ない。今は英語力の向上あるのみ。
でもやっぱり就職できなかったら…?
いやいやいや、再就職するのはあと1年以上先のことだから、今は目の前のことに集中!
というのを自分の中で繰り返していました。この不安から来るホームシックは本当に酷かったです。おうちに帰りたい気持ちがそれはそれはもう。誰かと喋っていないと落ち着かず、色んな人に電話やメッセージをしていました。これが人生で今のところ1度だけ陥ったホームシックです。
ところが、プライベートカレッジを見つけてからは、あら不思議。不安だった気持ちは、試験に受からなければ!に変わり、気付けばホームシックだったことすら忘れていました。
さて、次はどのようにこのプライベートカレッジを見つけたかですが、それは次回にしたいと思います。
読んでいただきありがとうございました:)
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